ファミコン、PS、GBAとプレイして来ました。多少のロード時間はありますが、そんなに気にならずこれが最高のFF1だと思います。携帯機なので手軽ですし、GBAより画面が大きくて綺麗です。グラフィックの書き込みが良くて、PSPの画素が細かいのと相まって非常に綺麗でした。まさに、最も美しいFF1です。モンスターグラフィックも、天野氏のデザインを再現しておりリザードとかは、気持ち悪いくらいでした。ポイント高いです。ヒルギガースとかもPSやGBAではデザインが変更されていたのですが、天野氏のデザインに戻っていました。昔からのファンとしてはこういうの嬉しいですね。フィールドも、真平らではなく、多少の遠近感があって良い感じです。船に乗れば波の音がするし、細かい造り込みが嬉しいです。そして、最も嬉しいのがセーブデータが20個も作れる事です。今までは、3つだったので超不便でした。このPSP版は、データを消さずに色んなパーティーが作れるのです。素晴らしい。個人的にこのゲームの最も気に入っている所は、難易度が低くサクサク進める所です。今のユーザーの方には、古くシンプルで簡単過ぎて物足りないでしょうが、そこが良いのです。たまに気が向いた時や、ちょっとゲームがやりたくなった時にサクッと攻略本を見ながらプレイを楽しめる良いゲームなのです。特にこのPSP版は、サックサクで良いです。自分は、10時間くらいで表だけを楽しんでいます。土、火、水、風のクリスタルをめぐり、アイスブランド、フレームソードなんかが手に入って来たあたりから俄然面白くなります。自分は、このPSP版で初めて、浮遊城の最上階でデスマシーンに会いました。
戦士はまあ守備力と安定の強さですが、シーフが強くなっているのが良かったです。攻撃回数に秀でていて、同じ武器なら戦士より攻撃回数が2回ほど多くてHPではかなわないものの戦士より強いのが印象的です(最終的には攻撃回数がMAX8回なので同じになりますが。)。モンクも、初めから素手で攻撃回数2回を誇り、他が武器の強さに頼るのに対し最後まで攻撃力が上り続けるので面白いです(守りは弱いですが)。このゲームは、伝統的に魔法が弱く、ストライとヘイストとケアル系があれば極端な話他は、無くても表だけなら何の問題も無いので、赤魔術師は超役に立つけど白魔術師と黒魔術師は要らないんじゃ無いのか?とか思っていましたが(実際そうなんですが)、使って見たら割と新鮮で意外と面白かったです(白は、とにかく武器がハンマーしか無いので、とにかく弱いけどゲームの難易度が低いので他の3人がいれば、味変的な役割を果たします、ケアルガ、アレイズ、ラヒーラは裏ダンジョンで重宝しますしね。裏で生きてくる奴です。)。
長くなってしまいましたが、このレビューで最も伝えたい事は正月でヒマだったから偶然発見したのですが、序盤の港町プラボカの北東の歩いて行ける地形のとんがった所の北端の4マス分の所になんと、ヒルギガース、トロル、ミノタウロゾンビ、ウインターウルフが出ます。超ビックリしました。(北側に、ルフェイン人の町がある大陸の南端部分がちょい見える所です。)それでレビュー書いただけでした。ここまで読んでいただいてありがとうございました。