過去作となるカオスヘッド、シュタインズゲートをプレイ済みです。
【雑感】
上記2作品と、最近プレイしたノベルゲームの個人的な順列は以下の通り。
シュタインズゲート > カオスヘッド >= デュナミス15 = ルートダブル = ロボティクスノーツ >>>>(越えられない壁)>>>> code_18
ルートダブルは、物語としてはロボティクスノーツに比べるとまとまりがあって完成度が高いとは思うんですが、
登場人物が記号的で思い入れし辛く、「語りたくなる作品」ではなかったのでその点を差し引いて同点くらい。(十分楽しんだんですが)
ようするに、ロボティクスノーツは物語としては不出来なところも散見されるけれど、語りたくなる魅力はある、と思います。
【システム】
既読スキップ、未読スキップ、オートセーブ等、ノベルゲームとしては必要十分な機能が搭載されています。
ゲーム中に取得できるTIPSへのショートカットや、主要登場人物ごとの音声ON/OFFなど、他と比べても見劣りしない仕様だと思います。
セーブ箇所は48箇所、特殊なルート分岐のため、セーブしながらだと大量のセーブが必要になるかもしれませんが、
オートセーブがゲーム内日付ごとなので、簡単に「その日」に戻ることが可能。
そのため、私はセーブは2か所しか使いませんでした。
インターフェイス面はまったく文句がないのですが、ゲームシステムに若干残念に思う点が。
このゲームはストーリーの分岐が、一般的な選択肢で行うタイプとは違い、ゲーム内世界で登場する「ツイぽ」という、
現実世界のTwitterそっくりのコミュニケーションツールに返信することでフラグ管理されています。
シュタインズゲートの「フォーントリガー」、カオスヘッドの「妄想トリガー」に準ずるものです。
1つの「ツイぽ」メッセージに返信できる内容が3つくらい用意されているのですが、正解を選び続けるとフラグ達成、ルート分岐、という仕掛けです。
この返信をする行為がすさまじくつまらない。ルート分岐のためのフラグをたてる作業以外のなにものでもない。
シュタインズゲートと比べると以下の点が問題だと考えます。
1.返信に対する返信に返信できない(こちらからは1回返答すれば終わり)
→シュタインズゲートでは複数回メールのやりとりが発生したと記憶しています。そこが面白かったので残念。
2.メールと違い、対象キャラ以外もユーザーの選んだ「返信」を見ているはずなのに、反応が皆無
→だったらメールでいいだろう、と。
3.ルート分岐と関係のない「間違った返信」をすると無反応
→シュタインズゲートでは「間違った返信」をすることで手に入る画像や音楽データ、着信音があったと記憶しています。
そういったおまけがあるから作業感が薄かったように思います。
フラグとは別の部分で、変な返信をしたら嵐のようなつっこみがいろんなキャラから入る、とか、
返信した瞬間怒涛のように返信がくる、とかだったら盛り上がったんじゃないかなと思います。
あと、メールも併用すればおまけ画像とかも送れるし、リンクも活用すればもっとゲーム内世界に没入できたのではないかと感じます。
後で記述するつもりですが、本編はちょっとおいてけぼりにされて感情移入しづらい面があるので、
ツイぽやメールで登場人物と世界観を共有できれば少し救われたんじゃないかなと。
せっかく他のノベルゲームとは違う特質すべきシステムがあるのに、もったいなさすぎる気がします。
あと、メールや電話がまったく能動的には使用できないのももったいない気がしました。
つながらなくてもいいから電話したかったw
そのあたり、シュタインズゲートと比べて劣化している印象を受けてしまいました。
ゲーム内ツールとして「ポケコン」という、7インチスマートフォンとでもいうべきツールが登場するんですが、
このツールでツイぽと「居る夫」という、セカイカメラみたいなソフトが使えます。
居る夫はポケコンのカメラを通してゲーム内世界の存在する物体に3Dタグをつけることができ、
また他人のつけたタグをみることができるソフトなんですが、
このタグがびっくりするくらい少ない。まあ無尽蔵につけられても見づらいだけでしょうけど、
もう少し数が多くてもいいんじゃないかと。そのあたりの「遊び」が全体的に少ない気がします。
【シナリオ】
文章そのものはこなれていて読むと頭が痛くなるような悪文ということはありません。
むしろお上手なのではないかと思います。
ただ、プロットの細切れ感を感じます。
ミスリードを誘う伏線なども十分な説明がなされないまま放置されていたりします。
これはあくまで想像ですが、初稿段階、もしくは原案に近い状態では、
物語の大筋に一本筋が通った展開だったものが、要素を追加したり細部を練り直す段階で
全体を都度見直すことをしなかったため、練り直した細部の前後だけを文章力で補ったために
歪な展開になってしまい、物語全体の大きな「うねり」を損ねてしまったのではないかと感じます。
なんとなく、背骨を抜かれてふにゃっとなってしまっているような読み応えのなさとでも申しましょうか。
ところが文章力があるために読めなくはない。むしろごまかせてしまっている。
なので、「なんか違和感があるな。どこが残念なんだろ」という読後感が残ります。
そうやって否定的に見返すと、ここがおかしい、あそこがおかしい、となるのはどんなによくできた物語でも同じで、
逆に好意的に見返すと粗は気にならないものなので、一本筋が通ったままなら評価ががらっと違ったのではないかと思います。
まあ、「文章力がある」と言われる時点で作品の本質的な魅力より文章力が目立っているということなので、褒められたことではないでしょうが。
個人的には、1章が起伏がなさ過ぎて辛かったですが、2章以降は面白く読めました。
緩急のバランスは今一つ調整不足ではないかと感じます。
あと、このライターは、子供をちょっと馬鹿にしてるんじゃないかと感じました。
大人のキャラクター造形はまともに思いますが、主要登場人物である子供たちが精神的にどこか欠けているように感じる、と言いましょうか。
高校三年にもなって「俺に頼みごとがしたければゲームで勝ってから」なんて言うもんでしょうか?
小学生か中学生くらいならわからなくもないですが。
どこか欠けていても、人間臭さというか、リアリティが伴っていればキャラクターが立って面白く読めたはずなんですが、どうも違和感しかありませんでした。
神代フラウくらいでしょうか、違和感がなかったのは。いや一番「作られたキャラ」って感じではあるんですが。
虚構だから記号的に極端な設定だと言われればそれまでですが、「子供ってこんなもんだろ、って思って書いてないか?」と感じて少し不愉快でした。
そもそも真剣に格闘ゲームをやってるなら、下手でしかもやる気のない対戦相手とやりたがらないんじゃないかと。
本当に「ストーリーテリングのためだけの記号的設定」という感じがします。
そのあたりはヒロインの「ロボ好き」も似たり寄ったりですが。
そのあたりの、物語のほぼ全体にかかわってくる主人公やヒロインのキャラクターに違和感があったので、
どうしても今一つ物語世界への没入感が薄いといいますか、一体感がないといいますか。
とかくおいてけぼりにされている感じが終始拭えませんでした。
面白いエピソードとかも多いしいい味のキャラクターもいるし、ミニマムに見ると綺麗に回収できそうな伏線も多いので残念に思います。
なんだかんだ言いながらそれなりに楽しめましたが、ジュブナイルというには少し登場人物たちの「思春期に感じる価値観の変動や世界観の広がり」みたいな部分が弱くて残念でした。
って残念とばかり書いてますが、お金と時間に余裕があって他にやるゲームがないならプレイしてみてもいいのではないかと思います。
過去作の登場人物もツイぽで若干発言が見れるので、そういった楽しみもあるかと。
駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
【追記】
主人公を高校二年と記述していたので三年に修正しました。若干推敲も。
あと、今回はニトロプラスは宣伝協力?だけらしいので、ちょっと安心しました。
デモンベイン好きなので。
結果、「やっぱニトロプラスがシナリオ参加してないと」ってことになれば、
個人的には次回作に期待が持てます。
(あんまり「誰それがシナリオ書いた」「誰それの原案」とか気にしないというか知ったこっちゃないと思うほうではあるんですが)
アニメ化も決定しているそうですが、ゲームしかしないのでそんなところで補完されても困ります。
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登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 年齢対象 : 15才以上対象
- 製品サイズ : 16.99 x 13.41 x 1.6 cm; 99.79 g
- 発売日 : 2012/6/28
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- Amazon 売れ筋ランキング: - 28,596位ゲーム (ゲームの売れ筋ランキングを見る)
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商品の説明
Amazonより
2019年。世界線変動率「1.048596」
フォンドロイド--通称『ポケコン』の普及により、拡張現実が身近な存在となった近未来の種子島。
そんな島にある中央種子島高校『ロボット研究部』は廃部の危機に直面していた。
2名しかいない部員の一人で主人公の"八汐海翔"は、こんな状況でも「ロボ部」に興味を示さず、
ひたすらロボット格闘ゲームに夢中。
そんな海翔を尻目に、猪突猛進のダメ部長"瀬乃宮あき穂"は「巨大ロボット完成」を目標に、
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そんなある日、海翔はひょんなことから「君島レポート」なるA.R.アノテーションを発見する。
そこには"君島コウ"という男による、世界を巻き込む陰謀の告発が記されていた。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2012年7月7日に日本でレビュー済み
ディスプレイ用プラットフォーム: PS3 通常Amazonで購入
2016年6月1日に日本でレビュー済み
ディスプレイ用プラットフォーム: PS3 通常Amazonで購入
他の方のレビューを見て、ネガティブイメージがありました。
試しにDVD1巻を観てみたのですが、
ロボットを作ってトーナメント出場とかとても面白かったので、プレイしてみました。
主人公はとある事件の後遺症があり、発症するとチート並のキー入力ができる。
文章とても読みやすく、序盤からぐいぐいと惹き込まれました。
オートプレイでゆっくり観て70時間くらいでした。
ヒロインルート分岐条件が難しく、攻略本などが必須でした。
シュタインズゲートとの絡みもあって、プレイして良かったと思えた作品です。
世界線変動率「1.048596」というのがポイントだと思いました。
終盤で、あき穂ちゃんが熱く語るシーンが感動しました。
ロボットコンテストのように彼らが活躍するこんな世界線もアリではと思います。
インパクトのあるラストの展開、とても斬新でした。面白かったです。
種子島いいなと思いました。絵が綺麗です。
キャラがポリゴンで動くので、2D立絵よりも見応えがあり、華があります。
ポケコンから拡張世界を覗けたり、ハイテク近未来で楽しかったです。
試しにDVD1巻を観てみたのですが、
ロボットを作ってトーナメント出場とかとても面白かったので、プレイしてみました。
主人公はとある事件の後遺症があり、発症するとチート並のキー入力ができる。
文章とても読みやすく、序盤からぐいぐいと惹き込まれました。
オートプレイでゆっくり観て70時間くらいでした。
ヒロインルート分岐条件が難しく、攻略本などが必須でした。
シュタインズゲートとの絡みもあって、プレイして良かったと思えた作品です。
世界線変動率「1.048596」というのがポイントだと思いました。
終盤で、あき穂ちゃんが熱く語るシーンが感動しました。
ロボットコンテストのように彼らが活躍するこんな世界線もアリではと思います。
インパクトのあるラストの展開、とても斬新でした。面白かったです。
種子島いいなと思いました。絵が綺麗です。
キャラがポリゴンで動くので、2D立絵よりも見応えがあり、華があります。
ポケコンから拡張世界を覗けたり、ハイテク近未来で楽しかったです。
2021年11月27日に日本でレビュー済み
ディスプレイ用プラットフォーム: PS3 通常Amazonで購入
このゲームは文章を読んで、ゲーム内のメールの選択肢を選び話を進めるノベルゲームです。
ゲーム内のメールに私は気づかず、ほったらかしにしていたら
いきなりエンディングが始まって唖然としました。
ギャルゲーの要素も少しはありますが、物語の骨格はロボットアニメの様な感じです。
共通ルートが長く、前述したメールの事もあり分岐点が分かりにくいです。
ストーリーの展開はボリュームがクリアまで60時間以上と長く、少し助長に感じましたが
ラストの展開は熱くて、これぞロボット物!な内容でした。
ただし、ロボットの戦闘シーンとかはほとんどなく、やる気のない主人公に
最初はイラつくかもしれません。その分ラストとのギャップが凄いです。
普通のギャルゲーに飽きてしまっている人や、ノベルゲームが好きな人にオススメします。
ゲーム内のメールに私は気づかず、ほったらかしにしていたら
いきなりエンディングが始まって唖然としました。
ギャルゲーの要素も少しはありますが、物語の骨格はロボットアニメの様な感じです。
共通ルートが長く、前述したメールの事もあり分岐点が分かりにくいです。
ストーリーの展開はボリュームがクリアまで60時間以上と長く、少し助長に感じましたが
ラストの展開は熱くて、これぞロボット物!な内容でした。
ただし、ロボットの戦闘シーンとかはほとんどなく、やる気のない主人公に
最初はイラつくかもしれません。その分ラストとのギャップが凄いです。
普通のギャルゲーに飽きてしまっている人や、ノベルゲームが好きな人にオススメします。
2012年7月5日に日本でレビュー済み
ディスプレイ用プラットフォーム: PS3 通常Amazonで購入
とりあえず皆さんが既に指摘していますが、主人公がひどいです。(主人公以外にも問題のあるキャラはいるのですが、それが霞む程)
まず、主人公はロボ部でありながらロボットに興味がありません。(むしろ、過去に辛い何かがあってロボが死ぬほど嫌いになってしまったって設定を与えても違和感ないレベル)
幼馴染と二人きりのロボ部で、幼馴染の頼みも「俺はさ〜、ロボットに興味ないんだよねぇ」でかわします。
最終的には決め台詞である「俺にキルバラ(格ゲー)で勝ったら何でも言うこと聞いてあげるよ」が飛び出します。
主人公は全国で5位のプレイヤーだというのに。初心者相手に平然と言ってのけます。痺れませんし憧れません。
期待するとまんまと悪い方に裏切られるので、これは初めに言っておきます。
この主人公の態度は、最後まで一向に変わりません。
部員が増えてきても、物語が動き出しても、変わらないんです。
しかし、じゃあ本当に格ゲーのみで構成された生活を送るのか、というとそうでもなく。
何故か主人公は幼馴染のサポート役をこなします。
幼馴染の頼みは全力で断っておきながら、何か問題が起きれば裏でこそこそ手を貸したり、偉そうに助言する謎のポジションを貫きます。
ツンデレというより、最早何がしたいのか理解できません。
あと君島レポートなる告発文にも興味を示していくのですが、これに至ってはキャラがブレているとすら感じます。
ご都合主義というか、このレポートなきゃ物語動かないから興味示すようにしたって感じで、合理性がありません。実にナンセンスです。
真の格ゲーマー(廃人)だったらこんなものにかまけてる時間も、意味も、ないはずです。
そして主人公の行動理念は格ゲー、幼馴染、レポートの三つのみです。
ちなみに、幼馴染以外どーなってもいい(別に死んでもいい)と作中で堂々と宣言します。へらへらしながら。
主人公にこのようなキッツイ設定を与えるからおかしくなったのでしょう、ストーリーは疑問すら抱くレベルです。
例によって他のキャラのルートも存在するわけですが、主人公は他キャラのことなんかこれっぽっちも考えていないのに、結果的にうまくいったり、主人公ありがとうと感謝されたり。
いちいち動機が不純なのに、何もかもうまくいって、主人公は改心しないどころかやりきった感満載で、他キャラは主人公に感謝して。
何でこんな主人公が改心も無しに活躍できるのか・・・とにかく後味が悪い。
強引なまでにストーリーの何もかもが格ゲーと結びついていて、だから全国5位の主人公はヒーローになれるのです、そんな陳腐なお話なんです。
ずば抜けた格ゲーの才能があればそれで十分なので、この主人公「八汐海翔」である必要性(この胸糞わるい性格である意味)は、全くありません。
更に「才能」を裏付けるモノとして、”困ったときの、ご都合主義的な、主人公にしか使えない必殺技”も存在して、もう眩暈がしてきます。
(カオヘやシュタゲにも特殊能力は存在しますが、本作では文字通り必殺技という印象しか受けませんでした。困ったときのスペシウム光線的な)
ちなみに上記以外にも様々なご都合主義な展開が多用されていたり、描写不足や急展開であったり、伏線を回収していなかったり、というか適当に丸投げだったりするので、例えば主人公の性格をきれいさっぱり改善したとしても、評価がガラリと変わることはないと思います。
もー、ぶっちゃけ星1つにしようかなと思いましたが、カオヘやシュタゲから期待してた面があるのも事実であり、うまく本作を客観視できない自分も少なからずいるので星は2つにしておきます。
尚余談ですが、トロフィーはいとも簡単に100%になりました。
それが良いことなのか悪いことなのか、あまりトロフィーを意識していない私にはわかりかねますが、一応。
(ただし攻略サイトは見ました。攻略サイト無しだと難易度が高い・・・というかツイぽによるルート分岐がおそろしく面倒くさいです。この辺りは他の方が詳しくレビューされています)
まず、主人公はロボ部でありながらロボットに興味がありません。(むしろ、過去に辛い何かがあってロボが死ぬほど嫌いになってしまったって設定を与えても違和感ないレベル)
幼馴染と二人きりのロボ部で、幼馴染の頼みも「俺はさ〜、ロボットに興味ないんだよねぇ」でかわします。
最終的には決め台詞である「俺にキルバラ(格ゲー)で勝ったら何でも言うこと聞いてあげるよ」が飛び出します。
主人公は全国で5位のプレイヤーだというのに。初心者相手に平然と言ってのけます。痺れませんし憧れません。
期待するとまんまと悪い方に裏切られるので、これは初めに言っておきます。
この主人公の態度は、最後まで一向に変わりません。
部員が増えてきても、物語が動き出しても、変わらないんです。
しかし、じゃあ本当に格ゲーのみで構成された生活を送るのか、というとそうでもなく。
何故か主人公は幼馴染のサポート役をこなします。
幼馴染の頼みは全力で断っておきながら、何か問題が起きれば裏でこそこそ手を貸したり、偉そうに助言する謎のポジションを貫きます。
ツンデレというより、最早何がしたいのか理解できません。
あと君島レポートなる告発文にも興味を示していくのですが、これに至ってはキャラがブレているとすら感じます。
ご都合主義というか、このレポートなきゃ物語動かないから興味示すようにしたって感じで、合理性がありません。実にナンセンスです。
真の格ゲーマー(廃人)だったらこんなものにかまけてる時間も、意味も、ないはずです。
そして主人公の行動理念は格ゲー、幼馴染、レポートの三つのみです。
ちなみに、幼馴染以外どーなってもいい(別に死んでもいい)と作中で堂々と宣言します。へらへらしながら。
主人公にこのようなキッツイ設定を与えるからおかしくなったのでしょう、ストーリーは疑問すら抱くレベルです。
例によって他のキャラのルートも存在するわけですが、主人公は他キャラのことなんかこれっぽっちも考えていないのに、結果的にうまくいったり、主人公ありがとうと感謝されたり。
いちいち動機が不純なのに、何もかもうまくいって、主人公は改心しないどころかやりきった感満載で、他キャラは主人公に感謝して。
何でこんな主人公が改心も無しに活躍できるのか・・・とにかく後味が悪い。
強引なまでにストーリーの何もかもが格ゲーと結びついていて、だから全国5位の主人公はヒーローになれるのです、そんな陳腐なお話なんです。
ずば抜けた格ゲーの才能があればそれで十分なので、この主人公「八汐海翔」である必要性(この胸糞わるい性格である意味)は、全くありません。
更に「才能」を裏付けるモノとして、”困ったときの、ご都合主義的な、主人公にしか使えない必殺技”も存在して、もう眩暈がしてきます。
(カオヘやシュタゲにも特殊能力は存在しますが、本作では文字通り必殺技という印象しか受けませんでした。困ったときのスペシウム光線的な)
ちなみに上記以外にも様々なご都合主義な展開が多用されていたり、描写不足や急展開であったり、伏線を回収していなかったり、というか適当に丸投げだったりするので、例えば主人公の性格をきれいさっぱり改善したとしても、評価がガラリと変わることはないと思います。
もー、ぶっちゃけ星1つにしようかなと思いましたが、カオヘやシュタゲから期待してた面があるのも事実であり、うまく本作を客観視できない自分も少なからずいるので星は2つにしておきます。
尚余談ですが、トロフィーはいとも簡単に100%になりました。
それが良いことなのか悪いことなのか、あまりトロフィーを意識していない私にはわかりかねますが、一応。
(ただし攻略サイトは見ました。攻略サイト無しだと難易度が高い・・・というかツイぽによるルート分岐がおそろしく面倒くさいです。この辺りは他の方が詳しくレビューされています)
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Devil_Max
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5 STARS!!! EXCELENT!!! PERFECT!!!